鳥喰ひよこのメモ帳

自我復元、宇宙全史、ひらめき、その他。

自我復元の記録(A)~(C)

続きの記事

自我復元の記録(D)~(G) - 鳥喰ひよこのメモ帳

 


 

自我復元の個人的な記録についてまとめています。

 

おことわり:

こちらの記事における見解は、あくまでもわたし個人のものです。当記事で言及した皆さんの見解については、わたしの解釈によるものでそれらの内容について何ら保証がありません。もし必要な場合は、ご自身で調査されることをおすすめします。

 

この記事は、オリジナルの自我復元法のみで実践していくという方を対象とはしておらず、こちらで紹介した自我復元はおもに、「世界平和の祈り」などを活用する手法にのっとって実施されました。

 

真言や祈りなど一言一句誤りなくお伝えしたい文言は、なるべく画像ファイルを埋め込んで表示しています。

 

わたしの作文能力の低さゆえ、読みづらい箇所が多々あるかと思いますが、どうかご容赦くださいませ。

 

目次

 

 

【わたくし本人について】

 

まずはじめに、自我復元にとりくんでいるわたし自身についてお伝えします。インターネットなので、ほんとうはあまり触れたくはないのですが、前提条件としてわたくし本人について述べておいたほうがよいと考えました。これは、個人的事情を念頭に置くことによりより信頼できるデータとなるという判断からです。

 

わたしは、精神科にもう20年近く通院しているうつ病患者です。うつについては、「定型うつ」ではなく「非定型うつ」の傾向があります。対人ストレスにいくぶん弱くなかなか継続的な就労には結びついていません。対人不安の傾向がややあるようです。エンパスに近いHSPというのが、自分のなかではいちばんしっくりきている表現です。エンパスの一般的な説明のとおり「共感力は高い」人間なので、かなり聞き上手な方だと思います。周りの人の様子の変化については、人一倍するどい感覚が働くようです。ただ、当人自身の感覚からしてみれば、わたしが過敏なのだというより、周りが鈍感なのだとも表現することができます。コミュニケーション能力自体は、一般的な皆さんとくらべて高いみたいです。「エンパス」について分かりやすいまとめ記事がありましたので、よければ下記を参照してください。

 

エンパスの特徴って?6つの型・3つの体質やセルフケアと開花方法5つをエンパス体質の著者が解説! - mori hinoki さん © Mistory.jp

https://mistory.jp/9154

 

最近は、睡眠障害が慢性化しています。身体的な事情により中途覚醒をしてしまうのが睡眠障害のおおきな要因のひとつです。服薬については、 レクサプロという SSRI を夕食後1錠と、睡眠薬抗不安薬エチゾラムを就寝前に服用しています。抗不安薬エチゾラムは日中も頓服で服用します。肩こりや緊張型頭痛があるので、エチゾラムを頓用として服薬することも多いです。自我復元の過程で、レクサプロの中断を試みていますが一度失敗しています。

 

そのほか、わたしの内面において観察されるネガティブな特徴について3つの側面からまとめてみます。ひとつに「破滅思考」的な傾向があります。(こちらは、本文で言及している「宣言」にてアプローチ中です。)もうひとつに、生きることに飽き飽きしていて、消滅してしまいたい願望があります。さいごに、わたしの魂がずっと引きついでいる、不幸な感覚を現実に映し出すようなネガティブな形質をわたしはそなえているようです。ここでは、この形質を「不幸になる魂」とよびたいと思います。この「不幸になる魂」の形質は、極論をすれば、なにを選ぶかという意思の問題に過ぎない感じがするので、記事で述べる「宣言」で書き換えをこころみていきます。

 

以上、わたしについてのおもだった特徴を簡潔にまとめました。

 

【表の見方について】

 

表1自我率判定の記録

表1は、「さとりきねし」の金井健彦さんにわたし自身の自我率を判定していただいた数値を整理したものです。もともと、自我率判定は EO 氏がされていましたが、2017年の2月に亡くなられたのち、「さとりきねし」の月闇さんが独自に実施されているものです。EO氏がなさっていた元々の自我率判定のよって得られる数値を「崩残式」、月闇さんが現在なさっている自我率判定によって得られる数値を「月闇方式」と呼んでいます。「さとりきねし」の自我率判定は、キネシオロジーを利用して判定をされています。EO 氏により行われていた自我率判定は、自動書記での筆記にもとづくもので利用されている手法自体は全く異なるものです。「崩残式」の自我率の値は、「さとりきねし」の月闇さんが、EO 氏により行われていたであろう霊的身体を特定して取得されている値なのだと思います。

 

性と死のホームページ ©mumyouan

https://mumyouan.com/

分割自我復元を引き継ぐこと、正式に立候補します。 - さとりきねしブログ

https://satorikinesi.hatenablog.jp/entry/take_over_fukugenjiga

 

上記の表1を、期間別にまとめたものが下記の表2です。いままでの記録をだいたい1ヶ月の単位で区切って整理しています。それぞれの期間をアルファベットで示し、それぞれの期間を参照しています((A)、(B)、(C)…)。基本的に、1ヶ月に1度さとりきねしの金井さまに自我率判定をしていただいて、その数値を自我率判定をしていただいた日の前日までの期間の最終的なパーセンテージの数値としました。数値について「-」となっている場合は、その期間の最後に自我率判定をしていないことを示しています。この記事では、主にこちらの表2を参照しながら自我復元と実践した手法などについて触れていきます。

 

表2自我率判定の記録(期間別)

 


 

(A)

2020年8月25日頃~2020年9月27日まで

 

【オリジナルの自我復元法】

 

わたしが実際に、EO氏考案のオリジナルの自我復元法を開始したのは、2020年8月16日です(注1)。まんだらけ出版の『分割自我復元理論』を購入したのが同年の6月ころで、はじめて取り掛かるまで結構悩んでいたのを覚えています。

 

注1 実際に自我復元法を開始したのが8月16日ですが、(A)の期間のはじめが8月25日頃となっているのは、当初は25日くらいを目安として1ヶ月に1度自我率判定を行うつもりであったという理由によるものです。自我復元法の実践前の自我率の判定は行っていないので、開始日から推測できる情報があまりないため、この8月25日頃というのは、おおよその目安であるとお考えください。)

 

こちらの本は、EO氏がインディーズ時代(?)の2011年に WORD文書として発行したCD-R版デジタル書籍の復刊本にあたります。EO氏の提案した自我復元は、睡眠中の特殊な状態を利用して、亡くなる直前であるか亡くなった直後である魂に「自我のほんの一部をわけてほしい」と語りかけるもので、就寝前にそのシミュレーションを行うという手法でありました。

 

EO氏考案の自我復元法の実践で、いままで踏み込んでいない魂レベルのあまりに未知である領域に、「死にゆくひと」に自我の一部を分けてもらうという「自然の摂理」に反すると思われる方法で、一歩を踏み出すこと自体へのためらいがありました。

 

オリジナルの自我復元については、就寝前と起床時に実施(厳密には就寝中に行われるそうです)するものですが、これらは音声読み上げソフトで wave ファイルを作成してそれを iTunes に登録し、iPhone に同期して Bluetooth ヘッドフォンでナビゲーションを聞きながら実施しました。

 

使用ソフト

株式会社AHS『VOICEROID2 伊織弓鶴』© AHS Co. Ltd.

https://www.ah-soft.com/voiceroid/iori/index.html

 

(B)の期間から「ユースティルネス・テクニック」という手法を併用していきますが、これらもすべて音声読み上げソフトの「VOICEROID2 伊織弓鶴」でナビゲーションとなる文章を打ち込んで、ヘッドフォンで音声を聞きながら実施しています。

 

わたしは、オリジナルの自我復元法について、夢にしても何にして特にビジョンが得られるわけでもなく記憶もなにも残らないのでうまくできたかどうか判断がつきませんでした。音声読み上げソフトの他には、地理的なイメージをしやすくするために地球儀のようなビーチボールやスマホの地球上を俯瞰するアプリを併用しました。また、球体の自我をイメージしやすくするために東急ハンズで購入した発泡スチロールの15センチくらいの球や児童向けのビニールボールを触りながらイメージをしたりしました(図1参照)。この最初の(A)の期間では、トラウマ対策は未実施です。

 

写真1わんわんとうーたんのビニールボールと発泡スチロールの球

 

【スケッチブックについてのわたしの見解】

 

EO氏の方法では、スケッチブックの方法は必要不可欠なものとしてたびたび言及されています。しかし、『分割自我復元理論』と『バナナを創った宇宙人』の2冊の著書を読むかぎりは、すぐにでもとりかかるべき行程だとは感じられません。自我復元がある程度進んでから、あるいは自我復元が完了してからでも問題ないだろう、という読み方はできると思います。ただし、「死後のミッション」を実施するにあたっては必須であるように感じられます。もともとスケッチブックの手法は、死後の次の生の選択の決定にかかわるというのが実践の理由としてあるので、死ぬ前までに行っておけばよいのではないか、と判断している部分はあります。

 

【はじめての自我率判定】

 

「さとりきねし」の金井健彦さんに自我率判定をはじめて申し込みました。1か月試してみたから、取り敢えず調べていただことといった感じでした。ちょうど表2-1の右下の数値がそのパーセンテージとなります。この数値をくらべてみると、月闇式の数値の方がちょっと高いですね。EO氏の自我率判定はエーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体を判定の対象としていたと、月闇さんは解釈されています。月闇さんの自我率判定では、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体以外のの霊的身体も判定の対象に含めて値を取得されているようです。

 

表2-1自我率判定の記録(期間別)(A)のみ

 

金井さんの自我率判定のメールから解説を引用します。

 

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範囲

 

崩残式の自我の測定範囲は(どの範囲かキネシで調べて)、

肉体-アストラル体-メンタル体-コーザル体まで、のようです。

 

キネシ(月闇式)の自我の測定範囲は、

肉体-アストラル体-メンタル体-コーザル体-コスモス体-イーシュヴァラ体-アーラヤ

体-ゼプトン体 で、1次元から11次元までの身体をサポートしているイメージです。

 

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数値は、

肉体から離れている高次元自我が充実していると、キネシ(補足:月闇方式)の方が、

崩残式より高く出て、

肉体に近い自我が充実していると、崩残式の方が、キネシ(月闇式)より高く出ます。

 

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(2020年9月28日11:36 自我率判定のメールより)

 

【さとりきねしでの自我率判定について】

 

さとりきねしで自我率判定を提供されているのは、現在のところ、月闇さんとさとりきねしの上級コースを修了されている金井健彦さんのお二人です。わたしが自我率判定をはじめて申し込むときに、ページ構成などがよく分からず何となく申し込んだ部分がありました。そこで、蛇足ですが申し込みページなどについてリンクを整理させていただくことにしました。

 

お二人のどちらの方に判定をしていただいても数値上の結果は同じになると思うのですが、お人柄や読み解きの視点などが結構違う感じがしますので、それぞれのページを読んでみてご自身のフィーリングにあった方に申し込むのがよいかと思います。月闇さんは、「さとりきねしブログ(月闇さん)」 https://satorikinesi.hatenablog.jp/ でお人柄がでている感じがします。金井健彦さんは、コラムよりベースのホームページの方「さとりきねし systen provided byかない整体(金井さん)」 https://satori-kinesi.com/ でご自身の考え方をよく述べられている感じがします。ちなみに、わたしは月闇さんとは面識はありませんが、ブログはよく拝見しています。申し込みページもそれぞれ違いますので、下記にリンクを整理しました。

 

ご注意 自我率判定について、わたしは(G)の期間まで月一度のペースでお願いしていて、状況を分析しやすくメリットがいくらかありました。しかし、いまのところは頻回の自我率判定はおすすめするのが難しい状況のようです。理由はここではくわしくは述べられないのですが、自我率判定は判定回数の上限を念頭において依頼されることをおすすめします。

 

さとりきねし(月闇さん)

https://satorikinesi.jimdofree.com/

◎さとりきねしブログ(月闇さん) ←お人柄が感じられる

https://satorikinesi.hatenablog.jp/

自我率判定申し込みページ(月闇さん)

https://satorikinesi.jimdofree.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%8A%E7%94%B3%E8%BE%BC%E3%81%BF/

 

◎さとりきねし systen provided byかない整体(金井さん) ←ご自身の考え方をよく述べられている

https://satori-kinesi.com/

金井さんのブログ(コラム)

https://satori-kinesi.com/column/index.html

自我率判定申し込みページ(金井さん)

https://satori-kinesi.com/contact/

 


 

(B)

2020年9月28日~2020年10月25日まで

 

【「取り返し」を試す】

 

自我復元法については、月闇さんのエントリーで拝見した、磁石による「取り返し」の方法を試しはじめました。最初のうちは毎日書いていたのですが、2日に一度くらいのペースで書き直しています。(A)~(L)くらいの期間実施していましたが、いまはお休みしています。長いあいだ続けていた手法であるので、効果は分かりづらいですが、わたし自身は効果は出ていると感じています。「取り返し」の文言については、わたしのケースでは抽象的な内容がほとんどです。一度具体的に、「誰々から」というのを試してみましたが、あんまりいい感じがしなかったので、それ以来こちらの用紙に記述する手法の場合は、特定の個人を指名する形式は利用していません。文言については、たまに削ったり追加したりしています。後半は、五井昌久先生の「世界平和の祈り」を書くのですが、こちらは月闇さんの自我復元向けに提案された文言で統一しています。

 

参考になるか分かりませんが、わたしが試していたパターンの一例(2021年2月18日のもの)

「取り返し」についてわたしのパターンでは先日、「何者にも媚びない心」は削除しました。もともと、わたしには「媚びない心」は一般的な方よりはつよく備えているようで、これ以上この形質をのばしていっても、逆に社会生活で支障が大きくなる可能性が高いという判断によるものです(笑)。

 

エネルギーを取り返す[正式バージョン]

https://satorikinesi.hatenablog.jp/entry/torikaesu

 

【「世界平和の祈り」による自我復元】

 

金井健彦さんに「世界平和の祈り」による自我復元を教えていただいたので、白光真宏会のCD(「五井昌久先生による統一指導」)を取り寄せ、各々のトラックを iTunes に取り込んでヘッドフォンで聞きながら唱えています。「世界平和の祈り」は、白光真宏会五井昌久氏(1916年~1980年)が提唱した祈りです。わたしは、自我復元に効果があるということで唱えさせていただいている感じです。

 

「世界平和の祈り」の詠唱については、CDに掲載されていた方法を基準に実施しています。「世界平和の祈り」は、CDに掲載されている「如来印」(注2)という印を組みながら行うようにとあるので、毎回そのように実施しています。このように「如来印」を組んで「世界平和の祈り」を唱え続けることを「統一」と呼称しているようです。

 

注2 「如来印」については毎日のパターンに組み込んでいた部分でもあるので、どのような印であるのかを次の項目にまとめています。)

 

「世界平和の祈り」の文言については、月闇さんの提案されている文言を参考にいたしました。「取り返し」についても、毎日の基本パターンで唱える「世界平和の祈り」についても同じ文言で実施しています。

 

完全自我達成者が出ました(さとりきねしブログ)

https://satorikinesi.hatenablog.jp/entry/achieve_complete_ego

 

如来印について】

 

白光真宏会が頒布している「五井昌久先生による統一指導〈世界平和の祈り〉」というCDのブックレットから如来印についての解説文と図版を引用します。

如来印について

自分の本体とつながるための印で、統一はこの印を組んで行います。

 

如来印の組み方】

図のように親指と人差し指で輪を作り、両手の輪を鎖のように結んで、手のひらが天を向くようにして軽く膝の上に置きます。手のひらは左右どちらが上になっても構いません。また、輪を作るとき左右どちらの親指が上になっても構いません。

図1如来印(CDのブックレットより引用)

 

【ユースティルネス】

 

わたしは、「世界平和の祈り」を唱える際は基本的に「ユースティルネス」とあわせて実施していました。(B)から(L)の期間まで一緒に行いました。しかし(M)の期間からは「ユースティルネス」をおやすみしています。「ユースティルネス」は、フランク・キンズロー著『ユースティルネス』で紹介されている手法で、音声ガイダンスに従って実施する、瞑想に近いものです。『ユースティルネス』の本の内容自体は、着目すべき点がほとんどないのですが、こちらで紹介されている「ユースティルネス」については、強力なメソッドのように感じます。「ユースティルネス」は、「無」や「静寂」に親しむための手法です。

 

図2『ユースティルネス』表紙

英語版は、音声ファイルがデータファイルとして販売されているようですが、日本語版は頒布されてはおりません。そこで、邦訳の『ユースティルネス』に収録されているメッセージを編集して、聴きながら実施できるように自分用に音声ファイルを作成しました。「VOICEROID2」というソフトで合成音声の WAVE ファイルを作成し、それをヘッドフォンで聴けるようにした感じです。(「ユースティルネス」は、強力なメソッドであるとは感じるのですが、有料ダウンロードコンテンツなど英語版のラインナップだけ見てみてもそこそこの価格で販売をされており、無料頒布が許諾されているものではないので、多分一般的には普及しないと思います。)『ユースティルネス』に収録されている「ユースティルネス・テクニック」の沈黙部分をじっくり盛り込んだら、1時間以上になってしまいました。最近は、ちょっと長過ぎると感じることがあって少し短めに編集しなおしました。

 

この(B)の期間は、「世界平和の祈り」による自我復元と、EO氏によるオリジナルの自我復元法とを併用していました。

 

フランク・キンズロー著『ユースティルネス 何もしない静寂が、すべてを調和する!』(2015年,株式会社ナチュラルスピリット)

キンズロー・システム(英語)

https://kinslowsystem.com/

 

【自我率判定数値の一時的な低下】

 

期間(B)の最後でほぼ確定しているのが、表2-2(B)の右下の数値です。判定日自体は、(B)の最終日の翌日となります。前月の初回判定分とあわせて整理してみました。(A)の最初の自我率判定に比べて、(B)の判定では、月闇式、崩残式においてそれぞれ1%から2%超の値の低下が確認できます。わたしが自我率を調べていただいて値の低下が確認できているのはこの判定の機会のみです。「自我は球体であり、トラウマによりその形状を損傷する」をという EO 氏の仮説がありますが、このケースではその考え方がもしからしたらあてはまるかもしれません。(A)から(B)の期間にかけて、球体の損傷部分が回復し、容積が増して、その結果自我率の数値が下がったという解釈はできないことはなさそうです。ただし、この時期においてトラウマに特化した対処法はまだ未実施です。

 

表2-2自我率判定の記録(期間別)(A)~(B)

 

(C)

2020年10月26日~2020年11月26日まで

 

【瞳のクレンジング】

 

(C)の期間から、トラウマの対処にとりくみはじめました。下記の YouTube の「瞳のクレンジング(トラウマの核心部を解放するエクササイズ)」という動画を参考にトラウマ開放を試みました。左目あるいは、右目を隠しながら視点を視界の端に向けます。それで、時計回りあるいは反時計回りにゆっくりと視点を移動させていきます。その際に違和感のあるポイントがあるので、そこで視点の移動を一旦止めて同じところを見続けます。これを違和感がなくなるまで、数分~十数分程度行います。わたしは、片目あるいは両目をそれぞれ一周させるのに40分から1時間くらいかかりました。具体的には、視界の見え方がおかしかったり視界の一部が見えなくなったりします。違和感のあるポイントでは胸のあたりにもやもやや圧力を感じることがあるので、それが解消されるまでじっとその方向を見続けます。

 

【8分】瞳のクレンジング(トラウマの核心部を解放するエクササイズ)

https://www.youtube.com/watch?v=PN8-UR4Imk0

 

この方法は、トラウマに対して行われる心理療法の「ブレインスポッティング」と呼ばれる手法に原理としてはとても近いようです。トラウマ向けの心理療法EMDR ほどメジャーではないですが、調べてみると紹介されているサイトや動画が見つかると思います。

 

自己ブレインスポッティングデモ

https://www.youtube.com/watch?v=GB-sesklJTo

 

2020年の10月27日よりこちらの「瞳のクレンジング」を実施しました。11月6日の日付から右回り左回りを1セットとして、右目のみ、左目のみ、そして両目同時にのいずれかを1日1回というやり方に落ち着いています。のちに少し回数のカウント方法の変更はありますが、少なくとも(C)の期間においてはほぼ毎日、このパターンを継続しています。こちらの手法について、自我率判定をしていただいている金井さんメール返信を引用させていただきます。

 

タッチフォーヘルス(キネシオロジー)の感情解放で、同じことをします。

(2020年11月28日の金井さんからのメール返信より引用)

 

> トラウマについては、2つの方法を実施していると

> 先日お伝えしていたのですけれど、

> 瞳のヨガ(トラウマの核心部を解放するエクササイズ)

> https://youtu.be/PN8-UR4Imk0

> こちらについては、視線を一周させているとひっかかる

> ポイントがあって、胸のあたりに心が「動揺」したときに

> 現れるようなもわっとした感覚がするのですが、それを

> 10 分 20 分と続けていく(直面していく)と、それが落ち着いてきます。

 

10分 20分かけずに、数分で終わる方法があります。

 

タッチフォーヘルス(TFH)のレベル1(2日間)の受講で行う、K27(腎臓経絡27番目)

を使った

視力向上

視界向上

感情中和

トラウマを中庸にする

方法です。

上記動画では、TFH技術の1/3程度を伝えているため、時間がかかるのだと思いました。

 

TFHは1970年代に開発され、そこから派生した方法がたくさんあります。

TFHの元はアプライドキネシオロジー(AK)です。

(2020年12月28日の金井さんからのメール返信より引用)

 

「タッチフォーヘルス」は、受講にいくらかお金がかかりますのでわたしはトライしていませんが、もし関心があれば受講してみるのもよいかもしれません。

 

さて、「瞳のクレンジング」についての実際の効果についてですが、測定していただいた自我率の値の変化や、自分自身の実感からしても一定の効果はでているようです。自我率の数値の変化については、下記の表2-3を参照してください。(B)の期間の最後の自我率の値と(C)の期間の最後の自我率の値をみてみると、どちらもいくらか値は上昇していますが、「崩残式」の上昇率が高いのでトラウマに対するアプローチが効果を出しているのではないかと推測しています。(トラウマにかかわる部分は、霊的身体のメンタル体、アストラル体あたりが深く関わっているらしいので、崩残式の数値に影響がおおきくあらわれます。)

 

表2-3自我率判定の記録(期間別)(B)~(C)

 

エムレム療法】

 

この(C)の期間に試したトラウマ対策の手法に「フォルメン線描」と「イメージ呼吸」というものがあります。小児向けの心理療法として発案されたもので、「眼球運動と呼吸による心の解放;Mental Release  by Eye Movement and Breathing」「エムレム」( M-REMB)と名付けられました。児童に取り組みやすい治療法を模索されて、こちらの心理療法が生まれたようです。この療法では、スケッチブックにクーピーペンシルでひたすら「8の字」(∞)を描いていくというものです。シュタイナー教育のフォルメン線描の授業のなかに、この「8の字」を描くものがあるようです。

 

図3わたしが「エムレム」を試したときの8の字の一部

 

この(C)の期間だけですが、エムレム療法を試してみました。そこまで効果は分からなかったのでこの期間だけでやめているのですが、そのだいぶ後 “Self administered EMDR”の「8の字」を描く動画に出会いました。この「8の字」の“Self administered EMDR”が、わたしにとって最も効果的で取り組みやすいトラウマ向けの対処方法となりました。“Self administered EMDR”については、この記録の途中でまた触れる予定です。

 

田上洋子『トラウマからの解放―フォルメン線描とイメージ呼吸』(2020年,株式会社現代書館

http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-5882-2.htm

横8の字でトラウマ治療?すぐできるフォルメン線描

https://www.youtube.com/watch?v=HY5yFGkuJz8

 

【自我率判定の経過を見る(C)】

 

表2-4自我率判定の記録(期間別) (A)~(C)

 

(B)の期間で、月闇式、崩残式の両方の値とも1%から2%程度低下しましたが、(C)の期間では値の大きな変化が認められました。どちらの値も上昇していますが、崩残式の値の方が上昇の幅が大きいようです。これは、対トラウマへの取り組みを開始したため、崩残式の値がよく伸びたのだと推測できます。崩残式で扱われる、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体が、ほかの霊的身体に比べてトラウマに深く関わっているからかもしれません。

 

ただ、値の上昇がはっきりと確認できるのははじめだけですぐに上昇率は鈍化します。視点を変えて解釈してみると、自我復元にて容易に回復可能な部分がはじめに埋められていって、回復の困難な部分が残存しているのだと言えると思います。(A)から(B)の期間で、回復の容易な部分から自我の形状が整えられ自我の容積が拡大することで、値が上昇するための準備がととのったのだと言えるでしょう。ただ、このような値の伸びが見られるのは最初だけで、値の伸びは後になるほど困難になるようです。

 

 


続きの記事

自我復元の記録(D)~(G) - 鳥喰ひよこのメモ帳

ducunt-volentem-fata.hatenablog.jp